佛立スカウト信行章とは...


スカウト活動には「ちかい(Scout Promise)」があり、その最初は、「一つ、仏と国とに誠を尽くしおきてを守ります。」です。これは創始者のベーデン・パウエル卿(ガールスカウトは彼の実妹のアグネス・ベーデン=パウエルによる)の理念によります。その理念とは「人間にとって明確な信仰を持つことは大切である」ということです。

ボーイスカウト日本連盟とガールスカウト日本連盟の2つの団体は「宗教章」を設けてこれを認定しています。実際、これを取得しなければボーイスカウトにおける日本の最高章「富士章」も取得できません。この「宗教章」の本門佛立宗版が「佛立スカウト信行章」であり、長い時間をかけ本年総局会議の決裁を経て制定されました。 

内容としては、本門佛立宗のご信心そのものがスカウト活動の基本である「人を助ける奉仕の精神」と共通することを認識し、スカウトのみならず指導者についてもその実践を目指せるよう入門編の第一段階(銅章)、中級編の第二段階(銀賞)、上級編の第三段階(金章)の三段階で構成されてます。